概要
弊社では冷却管やヒーターに対して金属のバネ性を利用して後付けするフィンである、ラッピングフィンを販売している。今回は水加熱用のヒーターにラッピングフィンを設置して、どの程度の効果が出るかを実測で確認する。
※水加熱用ヒーターをフィン無しで空気加熱すると高温になり、通常は危険です。本実験では定格の半分に抑えるなど、弊社では安全に十分配慮して測定を実施しています。
測定装置・条件
測定結果
・ヒーター表面温度上昇量
水加熱用ヒーター:約120℃ ラッピングフィン+空気加熱用ヒーター:約80℃
→ フィンの設置により、温度上昇を2/3に抑えることができた。
ラッピングフィンを設置するだけで、空気加熱用ヒーターと同程度の放熱効果が見込める結果となった。