薄板放熱フィンで配管・放熱管・金型・設備等の熱交換効率拡大

測定データVol.3 ウェーブフィン/ウェービングフィンの放熱性能向上確認

概要

弊社ではヒートシンクのフィン部分や熱交換器に搭載されるフィンとして、ウェーブフィンおよびウェービングフィンを販売している。今回は発熱体の直上にヒートシンクの代わりとしてウェーブフィンやウェービングフィンを設置して、放熱性能がどのようになるか実測で確認する。

測定装置・条件

・測定内容 底面にヒーターを設置した風洞を用意し、ヒーターを発熱させる。ヒーター上にフィンを設置して風洞に空気を流して、ヒーター温度を確認する。

・測定条件 ヒーター発熱量:9.6W 流入気温:約25℃ 風速:約6m/s

測定対象フィンはウェービングフィンの高さ4とウェーブフィン。ウェーブフィンは柔軟な製品であるため、圧縮配置も試した。

風洞全体図(装置全体写真、フィン設置状況)
使用するフィン一覧とフィン設置状況写真

測定結果

・ヒーター温度上昇
 フィン無し:約62℃ ウェービングフィン:34.8~31.5℃ ウェーブフィン:19.2~18.3℃ 
→ 各フィンの設置により、ヒーターの温度上昇を1/2~1/3程度に抑えることができた。
熱抵抗計算でも同様となり、放熱性能が向上することが示された。

ヒーター温度、温度上昇、熱抵抗の測定結果
ヒーター温度上昇値

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