薄板放熱フィンで配管・放熱管・金型・設備等の熱交換効率拡大

解析事例Vol.19 スリットフィンの性能解析

概要

弊社で販売しているフィン部品には、配管外側に巻きつけて設置することで伝熱面積を増大させることができるものがある。
スリットフィンOPSLシリーズは、フォールディングフィンOPFFシリーズでは設置できない方向(エロフィンと同じ方向)にフィンを立てることができる。
フィンの設置によってどの程度性能向上が見込めるか、熱流体解析を実施して確認する。

解析モデル・条件

解析モデル・条件

解析条件
流入:乾燥空気 150℃ 5m/s 周囲環境:乾燥空気、20℃
フィン材質:アルミ(A1050) 配管材質:ステンレス(SUS304)
配管とフィンの間:接触熱抵抗有り(空気厚さ60μm相当の熱抵抗)

使用フィン(カタログ番号)

OPFF:OPFF-2-A-25A-0.3-6-30-80-100           ※カスタム形状
OPSL:OPSL-A-0.2-6-30-106-102

解析結果

解析結果は以下の通り。

解析結果

OPFFの設置により、放熱性能が27%向上した

OPSLの設置により、放熱性能が更に10%向上した。
フィン無しに比べて37%放熱性能が向上した

・今回、OPSLのフィン間を風が抜けやすい方向でOPSLを設置している。
これにより、OPSLが高性能な結果を得られたと考えられる。

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